高校生のための進学用語集

AO入試・インターンシップ・シラバス・カリキュラム・ゼミ・・・。大学・短期大学・専門学校には、高校までの学校生活ではなじみのない「学校用語」がたくさん登場します。大学・短期大学・専門学校の「学校用語」を予習しておきましょう。

進学基礎用語

あ~こ

【秋入学】
年2回新入生を受け入れる学校の入学時期の一つ。9月または10月入学になる欧米の学校に留学する際には、秋入学に合わせて準備することも多い。別名「後期入学」。
【オープンキャンパス】
受験する生徒のために学校側が教育施設の見学、授業や教員・先輩とのコミュニケーションを体験してもらうために開くイベントのこと。
【学部】
大学で専攻によって分けられた教育研究上の基本となる組織またはその教育課程。学生や教員が所属して専門的な学修・研究が行われる。学部の下には、さらに専門分野を細かくした学科が設けられる。
【学科】
学校の内部に専門分野ごとに組織されるもの。教員と学生・生徒が所属する。大学・短期大学では教育と研究を行うが、専門学校では一般的に教育のみを行う。
【学校説明会】
学校が受験生や保護者を対象に行う入試に関する説明会。最新の情報や細かい情報を直接聞くことができる。
【キャンパスツアー】
各学校が指定した日時に学校を訪れ、キャンパス内の施設などを見学し、説明を受けるツアー。オープンキャンパスのプログラムの一つとして組み込まれることが多い。
【公立大学】
地方公共団体が運営する大学。都道府県・市町村の他、広域連合や公立大学法人によるものもある。
【国立大学】
国またはそれに準じる者が設置する大学のこと。国立大学法人の設置する大学を指す。
【国公立大学】
国立大学と公立大学の双方を併せた意味の用語。国、国立大学法人、地方公共団体や公立大学法人などによって公共予算で設けられる大学。

さ~と

【私立大学】
学校法人の設置する大学のことである。構造改革特別区域に限り株式会社や特定非営利活動法人が設置したものもある。
【専門学校】
職業または実際の生活に必要な能力の育成と教養の向上を図るための教育機関である。授業時間数、教員数、施設、設備など一定の基準に基づき、所轄する都道府県知事の認可を受けて開設される。
【大学】
高等学校もしくは中等教育学校卒業者、通常の課程による12年の学校教育を修了した者、またはこれと同等以上の学力を有する者を対象に専門的な高等教育を行う機関。
【短期大学】
卒業までに最低限在学する年数を2年または3年とする大学のこと。深く専門の学芸を研究し、職業又は実際生活に必要な能力を育成することを主な目的としている。
【昼夜開講制】
昼・夜の区別をなくし、一つの学部の中で昼夜とも講義を行うもの。時間的制約が少ないため、選択できる講義の幅が格段に広がる。

な~ろ

【入学前教育】
入学決定から実際の入学までの期間に、学校側が入学決定者に対して行う教育。特に、推薦入試やAO入試で合格した学生に対して一定の基礎学力や学びへの意欲の維持を目的に行うケースが多い。
【6年制】
修業期間が6年であり、6年間で所定の単位を修得して卒業できる制度。医学部医学科と薬学部薬学科で行われている。

受験用語

A~Z

【AOスカラシップ】
スカラシップとは奨学金のこと。AO入試で優秀な成績を残した合格者に対して入学金や授業料など、学費の全額または一部を免除する入試入学制度。
【AO入試】
アドミッションオフィス入試の略。学力試験で選抜するのではなく、学校が求める学生を人物本位で選抜する入試。論文や面接を通じて学校にふさわしいかどうかを判断する。
【AO入試エントリー】
AO入試を受ける前に入学の意志を表明すること。学校ごとにエントリーシートが用意されており、必要事項を記入して提出する。そのエントリーシートを元に面接が行われる。

あ~こ

【圧縮配点】
センター試験の科目の配点を均等に低くする配点方法。
【アラカルト方式】
多様化する入試選抜方式の一つ。特に次の2方式を指すことが多い。
1.国公立大学で、4教科以下で受験可能な方式
2.私立大学で、同じ学部でいくつかの科目・配点等の入試方式を準備、その中から選べる方式
また、大学入学後、履修科目を自主的に科目を選択して組み合わせることが出来る方式の事もいう。
【一般入試】
一般入学試験の略。もっとも一般的に行われる、高校で学んだ学科の筆記試験で学力を見る試験。推薦入試やAO入試は対語として特別入試と呼ばれる。
【学習成績概評】
評定平均をA~Eの5段階にランク分けしたもの。大学の推薦入試の際に使われる場合が多く、その場合提出する書類の中で大きな重要性を占める。
【学内併願】
同一の大学の異なるいくつかの学部・学科に出願し受験すること。私立大学で導入されており、学部・学科別に試験日が重ならないようになっている。
【課題論述型】
小論文の形式の一種。与えられたテーマや課題について、所定の文字数でまとめる。
【願書】
入学試験出願書類の省略形。志望する学校の入学試験を受けるために学校に提出する書類のこと。
【記述式】
解答を直接記述させる方式。穴埋め問題や数学の問題などが含まれる。
【基準点】
入学試験にて特定の科目に設定された合格最低点のこと。総合得点が高くても、基準点を設けた科目において点数が達していない場合不合格になる。
【客観式】
解答をいくつかの候補の中から選択して答えさせる方式。マークシートや選択問題などが含まれる。
【隔年現象】
一年おきに競争率が上下する現象。志願者が急増した翌年は高倍率を嫌うため競争率が下がる。また、低倍率の翌年は志願者が増加する傾向がある。
【傾斜配点】
受験科目の配点の全部、もしくは一部に一定の倍率をかけ、学校独自の点数配分を設定すること。
【現役志願率】
高校卒業予定者のうち、進学を希望し、受験を志願している人の割合。
【現役率】
合格者の中で現役高校生が占める割合。浪人をして合格した高卒生や社会人の割合と区別するために用いられる。受験生のうち、何人が志望校に合格したかを比率で示す数値として「現役合格率」とも言う。
【合格基準】
合格するための数値的な目安。模擬試験などでは、学校に合格するための学力的な目安の数値のことを指す。
【合格最低点】
合格者の中で最も低い点数。学校により公表している場合としていない場合がある。試験科目に面接や小論文がある場合、合格最低点を上回っていても、不合格になる場合がある。
【合格発表】
合格者がキャンパスの掲示板や、各学校のウェブページで公表されること。この場合受験番号で示される。電話・郵送などで発表される場合もある。
【合格割増率】
募集定員に対してどの程度多く合格者を出したかという数値。合格者数÷募集定員数×100で求められる。学校により傾向があるので、調べておくと応募段階である程度実質倍率が予測できる。
【公募制推薦入試】
学校側の条件を満たせば、誰でも出願できる推薦入試制度。「推薦書」「志望理由書」などによって合否を判定。能力テストや、面接が課されることもある。
【個別試験】
各学校が独自に行う入学試験のこと。大学入試センター試験と対になる語。学校によって「個別学力試験」「個別学力検査」とも言う。

さ~と

【志願倍率】
出願者数÷募集人員で求められる志願者からみた競争率。実際は出願はしたが受験しない人や募集人員と合格者数が異なる場合も多いので、実際的な競争率とは言えないが、競争率のあたりを付けるのに役立つ。
【自己採点】
試験を受けた後に、自分がどこまで正解できたかをチェックし、自分で点数をつけてみること。
【自己推薦入試】
出身高校長の推薦を必要とせず、受験生自身の自己アピールとその他の審査条件で合否を判定する推薦入試。
【自己推薦文】
自己推薦入試などで、自分をアピールするために書く文章。志望する理由や動機などを書く場合が多い。
【実質倍率】
合格者数に対する受験者数を指す。「受験者数÷合格者数」で算出される。一般的に競争率・倍率として使われることが多い。
【指定校推薦入試】
主に私立大学で行われている推薦入試の一種。大学側が高校を指定し、推薦を依頼する。高校内では希望する生徒に対して学内選抜を行い、学校は選抜されたその生徒に対して面接などの試験を行い、合否を判定する。
【志望校】
学部・学科・コースなどを含めてこの学校に進学して学びたいと希望する学校のこと。
【出願】
志望校を受験するために必要な書類(願書)を志望校に提出すること。
【出願校】
学校の募集要項を取り寄せ、出願書類を期間内に提出して受験料を支払い、実際に受験することを出願した学校のこと。
【出願条件】
学校側が提示する入学試験を受けるための条件。推薦入試などでは現役生が条件となっている所が多いので注意が必要。
【出題傾向】
学校ごとの入試問題の出題形式、分野、難易度、範囲などの特徴を指す。
【受験倍率】
募集定員に対する受験者数の倍率。受験者数÷募集定員数で求められる。
【受験率】
志望者のうち、実際にどれくらいの人が受験したかの割合。受験者数÷志願者数×100で求められる。
【推薦入試】
一般に学力検査を行わない入試のことをいう。出身学校の校長の推薦に基づき、受験する学校が選考する「公募制推薦」と、学校から指定を受けた高校が人数枠内で責任を持って推薦する「指定校制推薦」に大別される。
【スカラシップ入試】
スカラシップとは奨学金のこと。スカラシップ入試とは、志願者の入試成績によって学費の全額または一部を免除する制度。学校によっては申し込みや出願せずに特別に優秀な入試成績をあげたひとに奨学金を支給するケースもある。
【専願制】
公募制推薦入試や、AO入試などで、合格したらこの学校に入ることを条件に志願者を募る方式。
【センター試験】
独立行政法人大学入試センターによって例年1月中旬の土曜日・日曜日の2日間に渡って行われる日本の大学の共通入学試験である。正式名称は「大学入学者選抜入試センター試験」。
【センター試験利用入試】
私立大学の入試方法の一つで、センター試験の成績で合否判定をする入試。センター試験の成績のみで合否判定をし、個別学力試験を課さない方式と、個別学力試験を課し、センター試験の成績と総合して合否判定をするものがある。
【相対評価】
クラス内や学校内などの生徒の総数における成績の相対的位置を示す評価。偏差値や2000年頃までの成績表などが代表例。
【地方試験】
大学の所在地以外で入学試験を実施する試験制度。遠隔地で受験する必要がなかったり、本学試験と地方試験の2回の受験が可能だったりする。
【調査書】
在学中の学習活動や学校生活について教員が記載した文章。進学就職先の選考資料のひとつになる。
【定員割れ】
学校や宿舎など定められた定員を入学者が下回った状況。定員割れであっても、試験の結果受験者全員が入学できるとはかぎらない。
【得点調整】
センター試験において、同一グループの科目間で20点以上の平均点差が生じ、これが問題の難易度に基づくものと認められる場合に行われる。適用対象は「地理歴史のB科目」「公民」「理科のⅠ科目」の3つである。
【特別入試】
一般入試の対語で、推薦入試やAO入試などをさす。

な~も

【2段階選抜】
国公立大学において大学入試センター試験終了後、その成績や調査書で二次試験を受験できるかどうか判断すること。多くの大学は志願者数が募集定員の予告倍率を超えた場合に実施されるが、一部の大学ではセンター試験の基準得点を指定している。
【入学試験】
学校が入学志願者を選別するために課す試験の事である。大きく「一般入試」「推薦入試」「AO入試」に分けることができる。
【入試科目】
入試において受験すべき科目のこと。受験すべき科目数が多くなれば、勉強にも多くの時間を要することになる。
【配点】
受験すべき入試科目それぞれに配されている得点のこと。また各科目の試験における問題ごとの点数についてもいう。
【評定平均値】
高校3年間の各教科および全教科の成績を5段階評価したものの平均値。通常は高校1年の1学期から3年の1学期までを計算する。
【複線入試】
一度だけの入学試験で合格者を決定するのではなく、入学試験を異なる試験方法で数回実施し、そのたびに合格者を決定する入学試験。受験者は日程さえ合えば、何回でも受験することができる。
【分離分割方式】
国公立大学の入試方法。前期日程・後期日程の2回に分けて行われるが、前期と後期で分離され独立しており、日程・定員も2つに分割して実施される。前期で不合格になっても後期日程の受験資格は失われず、合格すれば志望大に入学することができる。
【補欠合格】
合格者の辞退などで生じた欠員を埋めるための繰り上げ合格。補欠となっても必ず繰り上げ合格になるとは限らない。
【模擬試験】
入学試験の前に受験者の能力を測定するなどの目的で行われる試験のこと。

進学後用語

A~Z

【GPA】
グレード・ポイント・アベレージの略。日本語では「評定平均」と言う。例えば、100点満点の得点90~100点をA、80~89点をB、70~79点をC、60~69点をD、60点未満をEの5段階にわけ、それぞれに4から0までの数値を対応させ、全履修科目の数値合計に履修科目数を割った値がGPAとなる。
【OB・OG訪問】
志望する企業や業界で働くOBやOG(同じ大学の出身者)をたずね、仕事内容や就職活動のコツなどを聞くこと。業界や会社のウラ話など、生きた情報を手に入れられる。
【TA制度】
ティーチング・アシスタント制度の略。大学院生が教員のアシスタントとして授業を補助する。学生にとってはきめ細かい指導が期待でき、大学院生にとっては教育・研究能力の向上に繋がる。
【TOEIC】
Test of English for International Communication の略称で、英語によるコミュニケーション能力を幅広く評価する試験。点数によって合否を判定するものではなく、10~999点のスコアによって受験者の英語能力を評価することが目的。

あ~こ

【アドミッションオフィス】
入試事務室のこと。学校によって名称は異なるが、入学者を審査する事務室。各学部から選出された教員と学長に任命された職員で構成され、各学部の入学者選抜方針を受け、各学部と協力して入学審査を行う。
【イー・ラーニング】
コンピュータを利用した教育方法。インターネットを利用した遠隔教育、コンピュータで学習指導を行う授業コンテンツ、シュミレーションプログラムを利用して仮想実験を行う実験教材などがある。
【一般教養科目】
所属する学部・学科に関わりなく、幅広い知識と教養を身につけることを目的に学ぶ科目のこと。他の学部・学科の学生と同じ教室で受講することが多い。対語は専門科目。
【インターンシップ】
就業体験のこと。専攻分野や将来の職業に関連する業務を一定期間企業などの中で研修生として働く。仕事への理解・関心を深め、自分の適性を知ることが出来る。
【エントリーシート】
企業が新卒者の採用を行う際、独自に用意した質問項目を応募者に書かれる自社作成のフォーマットのこと。主に一次選考として応募者の絞り込みに使われる。
【オフィスアワー】
学生が教員の研究室をたずねてもいい時間。学習面はもちろん、それ以外にもさまざまな質問や相談をすることができる。
【カリキュラム】
各学科の科目の配置や学習方法を定めた教育課程。一科目の配置や学習方法を定めたものはコースと呼ばれる。全科目の課程を総合したものがカリキュラムである。
【休講掲示板】
"単位制"を基本とする大学や専門学校では、休講(講義お休み)の予定をキャンパス内の休講掲示板で確認する。最近では、Web上で休講の予定を告知する学校も目立つ。
【掲示板】
休講情報や生徒の呼び出し、その他伝達事項が書いてあるもの。学部ごと、各課ごとに設置されており、最新の情報が掲載されている。

さ~と

【在学年限】
学校に在学できる最大期間。この期間内に所定の単位を修得できないと卒業資格のないまま、学校で勉強を続けることができなくなる。
【サークル】
同じ趣味・研究をする有志が集まって作ったグループのこと。たいていは学校主催の部活より規則や活動が緩やかである。
【再履修】
試験やレポートが不可になり単位を落とし、次年度再度同じ授業を履修すること。
【修業年限】
卒業するために必要として定められた標準的な教育・学習期間のこと。
【自由選択科目】
自由に自分の学びたい授業を選択することができる科目。
【シラバス】
年間授業計画表のこと。担当の教官・単位数・授業形式・方針・テスト・レポートの有無・参考文献など、全科目と授業内容について冊子にまとめられ、新学期に配布され、それを元に授業を選択する。
【新歓コンパ】
4~5月にサークルに加入した新入生を歓迎するパーティ。新入生にとっては同じサークルの同級生と仲良くなれる最初のチャンスとなる。
【セメスター制度】
学校の1年間の課程を2つの学期に分けて行う制度。2期制とも言う。通常春学期(4月~9月)と秋学期(10月~3月)の2つに分け、各学期で授業を完結し、単位を取得する。
【選択必修科目】
いくつかの科目の中から、必ずある科目を選択して履修し単位を取得しなければならない科目のこと。
【ゼミ】
ゼミナールの略。大学・大学院などにおける演習のこと。教室で少人数で対話や一緒にテキストを読んだ上で論議・報告したり、コミュニケートしながら教員、学生同士から何かを学び取る時間である。
【専攻科】
高等学校、大学、短期大学、高等専門学校などを卒業した者が、さらに高度な教育研究や資格取得が出来るように設けられた修業年限1年以上の課程、教育機関のこと。
【専門科目】
学科ごとの専門的分野を深く追求することを目的とした科目。
【専門職大学院】
専門性の高い職業人を育てることを目的とした大学院のこと。
【早期卒業】
各学校が定める卒業単位を優秀な成績で修得したと認められる3年次以上の学生が4年次修了以前に卒業できる制度。
【卒業論文】
卒業前に研究の集大成として提出し、審査を受ける論文のこと。学部によっては卒業制作、卒業演奏である場合もある。
【代返】
自分が出るべき講義をズル休みして、友人などに、自分の代わりに出席の返事(または出席表の代筆)をしてもらうこと。不正行為。道義的に問題があるだけでなく、見つかると大変なことになる。
【単位】
履修した科目の学習量をはかる基準。卒業に必要な合計数と単位取得のための条件は決まっており、履修の際には自分で計算しなくてはならない。
【単位互換制度】
他の大学や短大等で履修した科目や課外活動など、さまざまなものを卒業単位として認定する制度。視野を広げる好機となる。
【単位制】
授業科目を単位と呼ばれる学習時間数に区分して履修していく方式のこと。授業科目ごとに取得できる単位が決まっており、卒業時に必要単位数がそろっているかどうかで卒業を判定することが多い。
【飛び級制度】
成績が特別に優秀な生徒を対象に、学年を飛び越えて進級できる制度。

な~も

【内定】
一般的な意味は、内々で決まること。就職活動においては、労働契約が成立しているとみなされる状態になること。卒業するに当たって在学中に結ばれる卒業後からの労働契約のこと。
【認定留学】
学校に在籍しながら決められた海外教育機関に留学し、留学先で修得した単位を卒業単位として認められる制度。留学先の学校から入学許可を受けなければならない。
【必修科目】
学校で履修する科目で、必ず単位を取得しなければならない科目のこと。学部・学科・コースによって必修科目は異なる。
【副専攻制度】
専門分野に偏らない、幅広い知識を養う教養教育のねらいを推し進め、自分の所属する学部・学科の専門科目以外に、もう一つ専攻を持つ制度。幅広い知識が身につき、視野が広がるほかに、主専攻分野の知識が強化されるメリットがある。
【法科大学院】
プロセス重視の教育を行い、質・量ともに充実した法律家を社会に送り出すことをめざす専門職大学院の一種。
【面接】
入試において書類や筆記試験では判断できない人物像や能力・思想などを、実際にあって見極める行為のこと。主に推薦入試で実施される。

や~ろ

【夜間主コース】
職業を持ちながら進学を目指す学生はもとより、再教育・生涯教育を希望する社会人などを対象とするコース。昼間コースの講義も制限付きで履修することが可能。
【履修科目】
履修登録を行い、講義を受け試験を通過することで、単位の修得を目指す科目のこと。必修科目・選択必修科目・自由選択科目などがある。
【履修登録】
自分自身で選択した科目をもとに、時間割を組み立て、受講する科目を学校に申請すること。
【履修モデル】
計画的に授業を履修する道筋を示したもの。あくまでも参考例であり、拘束性はない。
【リメディアル】
教育を受けるにあたって、不足している基礎学力を補うために学校入学後に行われる一種の補習教育。例えば、生物を学んでいない医科系学生、物理、数学の基礎学力が不足する理工系学生などの学力を補うために行われる。
【留学支援制度】
留学センターなどの支援機関を学校単位で設置して、留学に関する様々な支援を行う制度。文部科学省や文部科学承認証のNPO法人を主体とする制度もある。

学費関連用語

あ~こ

【学費】
入学金、授業料、実験実習料及び施設設備資金のこと。入学の際には、初年度納入金を納入しなければならない。
【給付型奨学金】
日本学生支援機構などの「貸与型」と違って、返済義務がない奨学金。たいてい、論文や書類・面接などの審査が行われる。
【国の教育ローン】
政府系金融機関である日本政策金融公庫が取り扱っている教育ローンのこと。返済期限が長期(10年間)、低金利など民間のローンに比べて有利な条件となっている。

さ~そ

【施設設備】
在学している学校の施設・設備を維持・建設するための積立金。在学中は毎年支払う。
【実習費】
実習を行うために必要な費用。実習を行う授業を履修していると支払いが必要となる。
【授業料】
授業を受けるために必要な費用。在学中は、毎年支払わなければならない。前期・後期など、複数に分けて支払いが可能な場合が多い。
【受験料】
学校を受験する際に支払う費用。願書提出の際に振り込みの証明書を提出するのが一般的。
【奨学金】
進学する能力・意欲がある学生に対して、学費や生活費を給付・貸与する制度。日本の奨学金制度は、卒業後、返済義務のある貸与型が大多数を占める。日本学生支援機構などの団体が行うもののほか、学校独自で実施する奨学金などがある。
【初年度納入金】
入学金と、入学した初年度に支払う授業料や施設設備費を合計した費用。入学初年度に支払う金額の合計。
【新聞奨学生】
新聞販売店で配達・集金業務を行いながら、返済免除額までなら返済不要の奨学金を借りることができる制度。奨学金とは別に毎月給与も支給される。途中で解約すると全額一括返済となる、夕刊の配達があると授業に出られないことがある、など負担も大きいので、よく条件を調べてから申し込んだほうがよい。

た~と

【第一種奨学金】
日本学生支援機構が実施する奨学金のうち、無利子で貸与されるもの。高校2~3年の成績が一定基準以上で、世帯収入が基準以下などの審査基準がある。
【第二種奨学金】
日本学生支援機構が実施する奨学金のうち、有利子で貸与されるもの。世帯収入が基準以下であれば原則として誰でも利用できる。
【特待生制度】
入学試験や在学中、成績の良い学生に対して、学費が一部(または全額)免除されたり、奨学金が給付される制度。学校によって規定が異なるので、募集要項などで条件をよく確認しておくことが重要。

な~の

【日本学生支援機構】
学生に対する奨学金の貸与事業を行う独立行政法人。略称はJASSO。旧「日本育英会」。無利子の「第一種奨学金」と有利子の「第二種奨学金」を実施している。「第二種奨学金」は、保護者の所得が規定額以下などの条件を満たせば貸与を受けられるので、利用者が多い。
【入学金】
進学先の学校に入学するために支払う費用。支払いは初年度のみ。
【入学時最小限納入金】
入学時に最低限支払わなければ入学できない費用。入学金+前期授業料+施設設備費(後期授業料を除いた初年度納入金)、の組み合わせが多い。