オンライン進路相談Q&A

留学系統について

留学って海外の大学に入学する以外にもどんな方法がありますか?

主な留学のスタイル・制度として以下が挙げられます。 ■正規留学のスタイル 海外の高等教育機関に試験または論文提出・面接などを受け、入学・編入して学位を取得していくことを指します。アメリカ、カナダには4年制大学と2年制大学があり、イギリス、オーストラリアなどは、1年次から専門分野を学ぶ3年制大学が主流です。他の留学と違ってTOEFLなどの語学力が必要とされるのが特徴です。日本とは違い、ディスカッションやプレゼンテーション中心の授業が一般的なので、自分の意見を主張することが求められます。 ■大学在学中の留学スタイル 大学在学中の留学として代表的なのが交換留学です。所属する大学と提携している海外の大学へ半年からまたは2年間くらい、現地の学生と同様に授業を履修しながら単位を取得していきます。留学中の取得単位は所属大学へ還元できるので、卒業に支障はありません。大学によって異なりますが、一般的に交換留学生は学内選考を経て推薦され、留学先大学の授業料は免除されます。その他に1~2週間の海外研修、国費留学などがあります。 ■専門学校留学のスタイル 海外では日本のように私立の専門・各種学校はなく、専門教育のほとんどが公立学校で行われています。そのため入学には正規留学と同様に受験・語学力が必要となってきます。専門的知識・技術を短い期間で習得することが可能で、日本では取得が困難な国際的認定資格がを得られる学校も多数あります。また大学や専門学校とは色合いが少し異なりますが、正規留学ほどハードルの高くないコミュニティカレッジ(2年制大学)や職業訓練機関への留学という選択肢もあります。
そのほかにも、短期間の就労を目的とした「ワーキングホリデー」や短期間の語学留学など下記のような制度があります。
■ホームステイ ボランティアの一般家庭(ホストファミリー)に滞在し、現地の人と生活しながら語学・文化を学びます。 ■ワーキングホリデー 現地で就労・アルバイトをしながら通学できる制度です。オーストラリア・カナダ・韓国など11ヶ国・地域が実施対象です(2011年現在)。 ■オペア(マザーズ・ヘルプ) ステイ先の家事や育児を手伝うことでファミリーから報酬を受け、現地の学校に通います。日本では、まだ新しいプログラムです。 ■ファームステイ 海外の農場や牧場に滞在し、動物の世話や農作物の収穫などを手伝いながら体験的に学びます。 ■インターンシップ 海外の企業で一定期間研修生として働きながら実用的な語学のレベルに合わせてインターンの内容が選択できます。

留学の際は、語学力を身に付けたいだけなのか、外国の大学で学問を追究したいのか、留学の目的をしっかり考えることが大切です。

(「高校生の進路保護者版2012」(さんぽう発行・2011年5月刊))