まるごとわかる大学基礎講座

学び

志望校を決めるのに最も重要とされる学問選び。自分の将来の就職にも関わるため、じっくり研究することが必要です。

どこの大学へ行くかより、「何を学びたいか」で選びたい

将来の職業またはやりたい学問で選択

まず、大学を選ぶ際に大切なのは「将来どんな職業に就きたいか」だと思います。「医師になりたい」、「幼稚園教諭になりたい」という場合は資格取得が必要なので、進む学部・学科は限定されてきますが、文系・理系どちらに進んでも就ける職業を希望している場合や、まだ将来の目標が決まっていない場合は、まず自分が学んでみたい学問から探してみましょう。

学部選びが限定されている職業

  • 医師
    医学部卒業後、国家試験を受験し合格すること
  • 獣医師
    獣医学部などを卒業後、国家試験を受験し合格すること
  • 薬剤師
    薬学部を卒業後、国家試験を受験し合格すること
  • 看護師
    看護学科を卒業後、国家試験を受験し合格すること

学部を選択することで有利になる職業

  • 裁判官・検事・弁護士
    司法試験合格が必須。法学部卒業後、法科大学院へ進学するのが近年の傾向。
  • 公認会計士
    経済全般についての専門家だけに経済学部、商学部の出身者が多い。
  • 図書館司書
    文学部、教育学部で設けている司書課程で必要単位を取得することで資格を得ることができる。

学部の数は2,600以上、授業も多種多様

分野を大きく分けると、文系と理系に分かれますが、近年は「データサイエンス学部」や「情報経済学部」など文理融合型の学部も増え、全国の大学の学部総数は現在2,610と年々増加しています(文部科学省令和2年度 学校基本調査より)。専門科目の違いやフィールドワークの方法、ゼミの種類、教授の授業形態なども多種多様です。

今さら聞けない大学用語

学部・学科
学問の分野に従って分けられる組織区分です。原則として大学では学部の下に学科が設置され、短期大学では学科組織のみを持ちます。
単位・履修
履修とは「大学で決められた科目を修めること」を意味し、その科目で合格すると単位を取得できます。
専攻・コース
学科の下に配置される、さらに特定的な学問分野です。
副専攻
主専攻以外に、一定の単位数を条件に学ぶもう一つの専門分野です。幅広い学びができたり、主専攻の研究に別の視点を与えられるなどのメリットがあります。
夜間部(二部・フレックス)
夜間の時間帯に授業を行う学部です。学費が安く、社会人のほか、経済的な事情から昼間に働きながら学ぼうとする学生などが多く在籍します。
ゼミ(ゼミナール)
基本的に2年生(3年生)から各学部の専門分野について教授を中心に少人数で学問を深く学びます。研究発表や研修合宿を行うこともあります。
フィールドワーク
学術研究のため、そのテーマに即した野外や現地に出かけ、実態を研究・調査したり、インタビューなどをして統計を取ったりすることです。
アクティブラーニング
近年、大学の授業の形式は座学による聴講から、学生同士のディベート(討論)など、学生が能動的に参加するスタイルへと変化しています。そのような授業を「アクティブラーニング」といいます。

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